6月12日から15日まで、イギリス・スコットランドのエジンバラで開催された、ヨーロッパ消化器腹部放射線学会；ESGAR（European society of gastrointestinal and abdominal radiology）に参加させていただきました。
　この学会は、消化器内科や消化器外科、病理学などの分野に関わっている放射線医学の専門家によって設立された学会で、毎年ヨーロッパの各地で学術会議が開催されています。 ヨーロッパのみならず、アメリカやアジアからも多くの医師・研究者が参加していました。 消化管から肝胆膵まで様々な演題があり、特に、膵炎や肝細胞癌の画像診断の演題は興味深かったです。 当然のことながら、口頭発表から質疑応答まで全て英語で、海外の学会に初めて参加させて頂いた私は、全てを理解するのは難しかったですが、様々な国籍の人々が参加する活気のある雰囲気を味わえたのは、とても貴重な体験でした。
　今回、学会に同行させていただいた藤永先生や、快く送り出して頂いた医局の先生方、本当にありがとうございました。 今回の経験を、日常の診療に役立てて行きたいと思います。（深澤）