第51回信州放射線談話会
上田先生の講演   今年入局した4人の先生たち
 平成24年5月19日、茅野市マリオローヤル会館「シルバールーム」にて第51回信州放射線談話会が行われました。
 この会は長野県内の放射線科医が集まり、各施設での貴重な症例や研究成果などを報告する会として年2回開催されています。 発表は放射線診断/IVRのセッションと放射線治療セッションの2部で構成されており、当講座からは大彌先生が「胎児合併奇形が疑われた2例」、深澤先生が「喉頭に発生したsolitary fibrous tumorの一例」、松下大秀先生が「甲状腺癌に対する放射線ヨード内用療法に伴う消化器症状のリスク因子」をそれぞれ発表しました。また、最後に上田准教授によるミニレクチャー「肝の画像診断」が行われました。内容はダイナミックCTにおける肝癌の濃染様式についてでしたが、日ごろよく目にする造影早期相もタイミングが少し異なるだけで病変の描出が大きく異なることをあらためて実感させられました。 その後の懇親会では、金沢大学から交換留学で来られた池野先生、新入医局員4人の先生方、今回談話会に参加してくれた学生の皆さんの自己紹介がありました。
 他施設の日々の診療や診断の様子を垣間見ることのできる、非常によい機会でした。今回得た知識を日々の診断に役立てたいと思います。(酒井)
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