平成23年1月29−30日、パシフィコ横浜にて、第17回肝血流動態イメージ研究会が開催されました。
研究会には、放射線科、病理学、内科、外科を中心とした肝臓疾患に関わる複数の診療科の医師が集まり、最新の研究、興味深い症例について発表を行いました。
本大会では、角谷教授が当番世話人を務め、我々医局員も揃って参加しました。
研究会当日は、総勢 1205 名もの医師が参加され、活発な討論が行われました。
1日目には、EOB造影MRIについての研究や肝血流イメージの新手法・新知見について発表がありました。
2日目には、「動注CTの現状と将来」と題するシンポジウムと「細胆管細胞癌の画像所見と腫瘍内間質」と題するワークショップが行われました。
当講座からは、上田准教授が、「動注CTの今日の意義」、「画像が示す細胆管細胞癌の間質」について発表されました。
また、山田先生が、ポスター展示にて「Gadoxetate Disodium造影MRIによる定量的肝機能評価」を発表され、名誉ある板井悠二賞を受賞されました。
予定時間を超過する程の熱い議論が繰り広げられ、大変勉強になると共に、圧倒された2日間でした。(丸山)
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