活動報告

『深志課題探求ゼミ2020』第3回を開催しました。

第3回目の松本深志高校1年生を対象とした『深志課題探求ゼミ2000』を
11月21日(土)に信州大学松本キャンパスで開催しました。
松本深志高校から63名、信州大学医学部医学科地域枠1年生13名が参加しました。

「小児医療を支える」をテーマに、信州大学医学部小児医学教室の盛田大介先生と

一般社団法人笑顔の花代表理事の茅房栄美さんにご講演いただきました。


盛田先生には、小児がん経験者・小児がん診療医・小児がん研究者として、ご自身
の闘病のお話、患者である前に子ども・児童・生徒であることの支援、小児がん患
者さんの未来のサポート、小児がんの未来を切り開く研究、についてお話しいただ
きました。


茅房さんには、娘さんの先天性心疾患の治療のための長期付添いの病院生活、長距
離通院と繰り返される入退院の経験に基づいて、ピア・サポーター(peer supporter)
として、こども病院に関わる(入院に付添う)家族への、様々な相談窓口・食事
就労支援・休むことができる場所作り(マザーハウス)などのサポート活動と
医療的ケア児と共に命を支える親への社会的支援の必要性についてお話しいただきました。