「2020 松本深志高校オンライン講演会」を開催しました。
2020.10.21更新
8月7日に松本深志高校1年生を対象に、COVID-19オンライン講演会を開催しました。
これは、例年同時期に開催していた信州大学医学部附属病院見学会に代わるものです。
講演1:COVID-19の病因・臨床像
信州大学医学部附属病院 呼吸器・感染症・アレルギー内科
和田洋典 先生
講演2:新型コロナウイルス感染症の検査
同 臨床検査部 遺伝子検査室
重藤翔平 先生
講演3:新型コロナウイルス感染症の治療薬
同 薬剤部 医薬品情報管理室
村井健太郎 先生
講演4:COVID-19の治療経過・予後
和田洋典 先生
以下のような質問が出ました。
・軽症、中等症、重症の区別
・換気はどれほど予防として効果があるのでしょうか。
・どのような基礎疾患の方が重症化しやすいのでしょうか。
・コロナウイルスは免疫力を持つことはできますか。
・なぜウイルスは突然変異するのですか。
・インフルエンザとの予防の違いはありますか。
・政府のGO TOキャンペーンについて、どのようにお考えですか
・熱中症も発症しやすい時期ですがどちらも注意しなければいけないと思います。どういう行動をとるべきですか。
・マスクは効果あるんですか?
・収束するのはワクチンができたときですか?
・インフルエンザのように、毎年型を変えてコロナが流行る可能性はありますか?
・ECMOをつけることによる悪影響はありますか。
・収束するのはワクチンができたときですか?
・逆転写反応するとRNAのウラシル(U)が、そのままDNAのチミン(T)に変わるのですか?
・臨床検査技師はコロナ以外にはどのような検査をしますか?
・コロナウイルスは抗原検査で短時間の判定が可能なのに、PCR検査が行われ続けている理由として、正確性の
他には何かありますか。また、一方でインフルエンザはなぜ、抗原検査で充分なのでしょうか?
・PCR検査で陽性と出た場合、信頼性を高めるために再検査は2回?追加したりするのですか?
・臨床検査技師の仕事で常に心がけていることは何ですか?
・検査の終わった検体はその後どのようにするのですか。処理の仕方など
・検体に接触するのは、感染するかもしれないから怖いことですか。
・これからそれぞれの検査の精度は上がっていくのですか
・薬で最長何日使えるとか決まっているのはなぜですか?
・一般的に、普通のワクチンでは研究から実用までどのくらいかかるのでしょうか。
・フェーズⅠで薬を投与される健常者はどのようにえらばれるのですか?
また、治験において、投与された薬物の副作用などで死者が出た前例はあるのですか?
・査読というのはどこで行われているのですか。また、どういう観点でチェックされているのですか。
・臨床試験でマウスが多く使われていることに理由はありますか。
・日本はスパコンがあるのになぜ海外よりも治療薬の開発に遅れているのですか。