活動報告

「第10回高校生医学部進学セミナー」が開催されました

7月15日(月・祝)、第10回高校生医学部進学セミナーを開催しました。県内外より高校1年生〜3年生、高卒生106名の参加がありました。さらに50名の保護者の皆さんにも参加いただきました。
午前のプログラムでは申し込み先着40名の皆さんを対象に院内見学・学内見学(スキルズラボ、臨床講堂、講義室、基礎棟),ヘリポート・ドクターヘリの見学からなるツアーならびに、医学科学生との懇談を行いました。
午後は、駿台予備学校の宮辺正大市谷校舎長による「医学部医学科への道」と前諏訪中央病院総合診療科医長・在宅地域ケアセンター副センター長の奥知久先生による「医師としての道」の講演がありました。


「医学部医学科への道」の講演は、医学科入試の現状、対策とともに受験生の意識の変化、スマホとの付き合い方、保護者にして欲しいこと・してほしくないことなど、詳細な調査・データに基づいた内容で構成されており、参加の高校生の皆さんにとって受験指導を受ける貴重な機会となりました。

奥先生の講演は、家庭医療における様々な問題・疾患の診断を、参加高校生(保護者の方々も)へ問いかけ、グループで話し合い、考える形式で進められ大変好評でした。講演で心に残った言葉として多くの参加者が「医師は治すことだけが仕事でない、支える医療もある」「医師は可能性・時間に触れられる」「最も大切なことはすぐ近くにある」「診断なくして治療なし」を挙げており、「医師の考え方・視点と価値観を知ることができた」「考え方が広がった」「とても楽しい時間だった」などの感想が聞かれました。講演終了後も参加者が列をなして質問していました。