都築 勉
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- 研究分野
1. 現代日本の政治思想
2. 言葉と政治

- 研究テーマ
「現代日本の政治思想」の分野では、丸山眞男を中心に、20世紀の日本の知識人の政治思想を研究している。ここ10年来の丸山ブームの中で、この領域の研 究関心が丸山に集中している印象があるので、竹内好や清水幾太郎など、あるいは花田清輝や埴谷雄高など、これまであまり注目されなかった人々の思想をも掘 り起こしたいと考える。また、丸山と同時代の海外の政治思想家、アレントやハーバーマス、あるいはウォーリンやクリックなどとの比較も試みたい。「言葉と 政治」の分野では、前著『政治家の日本語』に引き続いて、日本の政治家の言葉遣いの特徴を解明しようとしている。

- 所属学会
- 日本政治学会、政治思想学会

- 著書・論文
・『政治家の日本語』(平凡社新書、2004年) ・「政治社会の内部と外部-丸山眞男の位置をめぐって-」『思想』2006年8月号 ・「隠れたる市民社会-引き延ばされた社会契約の結び直し-」『社会科学研究』第58巻第1号

