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青才 高志

青才 高志
写真:教員紹介

青才 高志

職名

教授

出身校

東京大院

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研究分野

1. 経済原理論の研究
2. プラン問題(『資本論』形成史を含む)
3. 資本主義の原理と現状分析

研究テーマ

経済原理論(資本主義経済の基礎理論)全般の研究をしてきたが,現在は,特に,⑴地代及び地価,⑵信用及び株式会社,⑶景気循環,⑷いわゆるサービス産業,の研究をしている。そして,資本主義の原理を踏まえての現状分析を行っており,1980年代以降の地価変動の分析,アメリカ発グローバル金融危機・経済危機の分析をしている。また,信用および景気循環の問題が,マルクスのプラン(経済学体系の編別プラン)の変更にとって重大な意味を持った点を明らかにするために,現在出版されている『資本論』第3巻の元稿である第3部「利子・信用論」草稿の研究を行っている。

所属学会
経済理論学会, 経済学史学会,
著書・論文

(著書)

『利潤論の展開──概念と機構――』, 時潮社, ⅰ~ⅹⅷ, 1 ~239 頁, 1990年9月

 

(論文)

[最近5年間 + それ以前の主として研究テーマが異なるものを中心として論文等8点]

・「1980年代以降の地価変動と地代理論」,『信州大学経済学論集』第60号,25-54頁  2009年3月

・「好況末期の特殊な「資本過剰」と金兌換増大」, 小幡道昭・青才高志・清水敦編『マルクス理論研究』,御茶の水書房,2007年3月

・「マルクスのサービス概念--労働売買説批判--」, 『信州大学経済学論集』第55号,35-90頁  2006年9月

・ [研究ノート] 「再生産表式論の諸問題」, 『信州大学経済学論集』第53号, 115-143頁, 2005年8月

・「侘美原理論の射程」,『情況』,2005年7月号,232-241頁

・「資金と資本(上)」,『信州大学経済学論集』第51号, 89-102頁, 2004年3月

・「株式資本論の再構築」,SGCIME編『資本主義原理像の再構築』 ,233-255頁,御茶の水書房,2003年12月

・「岩田株式資本論の検討」, 『信州大学経済学論集』,第48号, 67-79頁,20012月

・「生産価格の編入と<資本一般>の転回――大村泉氏の見解の検討を中心として――」『信州大学経済学論集』, 第43号,77 ~126 頁,2000年7月

・「論争の小箱:物神性論雑感」 『経済評論』第32巻第9号,1983年9月

・「論争の小箱:商品・貨幣論における物象化と物神性」,『経済評論』第33号第2号,1984年2月

・「『資本論』とプラン問題-『経済学批判』プランと「競争論」-」,『経済学批判』第5号,1978年5月

・「価値形成労働について-生産的労働とサ-ヴィス-」,『経済評論』第28巻第9号,128~145頁,1977年9月

・「流通過程の変動と商業資本論」,(東大院)『経済学研究』第19号,1978年10月

その他の業績・活動

2004年~        経済理論学会幹事

2005~2006年  『季刊 経済理論』編集委員

研究者クイックリンク

経済学部:青才 高志

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