信州大学農学部 近未来農林総合科学教育研究センター
バイオリソース部門(生物資源研究室)
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Education

・牧場体験ゼミ(平成24年9月19日-21日)

【概要】
信州大学農学部食料生産科学科平成24年度入学生を対象として、AFC野辺山ステーションを拠点として
2泊3日の合宿ゼミを実施し、近隣の酪農関連施設の見学や作業体験を通して
「動物生産や畜産物」に関する理解を深めるとともに、教員と学生との交流を図るものです.


photo01 訪問先@「キープ農場」
搾乳体験と牛舎見学
ジャージー種乳牛の搾乳を体験します
photo02 手搾りの説明
左手親指を乳頭に見立てて、右手を包み込むように添えます
photo03 懇切にご説明くださった牧場のわたなべさんと
搾乳体験に応じてくれた母牛に厚く御礼申し上げます
名号はたしか「エーデルワイス」
名前の通り優雅な立居振舞いでした
photo04 訪問先A近隣の大規模酪農家
ここでは牛舎の半分でジャージー種乳牛が
もう半分でホルスタイン種乳牛が
飼養されています

清潔な環境で牛を飼うことが当たり前のように見えて
並大抵の努力では達成できないということを
語らずとも教えてくれます
photo05 ここの牛が使っている「電動カウブラシ」
農学部食料生産科学科では
家畜にとって望ましい環境は何か?という
研究も行っており、この牧場で
実証試験を行っています

牛たちもお気に入りのようです
photo06 顔にもコロコロ、やはり女性ですね
すこしは小顔になるかしら?

*通常、乳牛は顔が大きいほうが良く評価されます
photo07 訪問先B「JA全農長野 八ヶ岳牧場」
山崎場長から、最初に牧場全体の説明を受けます
photo08 この牧場ではホルスタイン種乳牛が飼われていて
常時約200頭から搾乳しています

こちらも、気持ちの良い牛舎でした
10名のスタッフの皆さんで牧場すべてを
運営されているというのには
そのご苦労に、頭が下がります
photo09 そしてここでもカウブラシが大活躍
お寛ぎのところ失礼しました
photo10 春から秋にかけては
広い敷地の方々で放牧が行われています
photo11 室内での座学もあります
今年の特別講演は食料生産科学科 渡辺敬文先生に
引き受けていただきました

また、AFC 岡部繭子先生による場内説明
先輩学生による研究(室)紹介も好評でした

このほかにも
・ペットボトルを使ったバター作り
・学科教員とのディスカッション   など、 いろいろやりました

実施に当たり快く見学を受け入れてくださった各施設のみなさま
AFC野辺山ステーションスタッフのみなさま
力添えくださった諸先生に 厚く御礼申し上げます.

参加学生の皆さんもお疲れさまでした
みなさんによる自炊食事はどれもmarvelousでした
受け取ったレポートを読むと
動物生産の難しさと大きな意義を感じてもらえた様子がよく伝わってきます
3日間のことが、それぞれのこれからにとって
なにかの足しになったら、とてもうれしいです.

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