ホームホーム     FacebookFacebook     twittertwitter

ごあいさつごあいさつプロジェクト概要プロジェクト概要基礎講座基礎講座実践演習プログラム実践演習プログラムプロジェクト・メンバープロジェクト・メンバー
平成26年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業・信州大学「共時と創発」

HOME > 実践演習プログラム

実践演習プログラムについて

YAYASAN2014年12月にインドネシアで世界初演するダンスオペラの創作プロセスを劇場発表形式にて実演公開。
  ※ワーク・イン・プログレスは、舞台完成前の創作プロセスを公開し、作品構想をご紹介するとともに、鑑賞者からの
    フィードバックを得ていく発表形式です。
  ※講座に参加されていない一般の方々もご鑑賞いただけます。
 

ふりつもる叙事詩のタイム   Gandahri   Time of Epics falls and piles.
インドネシア × 日本 国際共同制作企画 ダンスオペラ「Gandahri」ワーク・イン・プログレス
7月21日(月・祝)17:00開演(開場は開演の30分前)
会 場:茅野市民館 マルチホール
入場料:1,000円

「語り手よ、あなたはいったい誰ですか?」
  遠い遠い昔から語り継がれてきた壮大な叙事詩マハーバーラタ。
  戦争、恋愛、家族問題、没落と繁栄…
  約800年にわたって積み重ねられてきた歴史や伝承のさまざまは、聖書の4倍という長さを誇る。
  そこには人間界で起こるあらゆることが記されていると言われる。

  近づきがたく、堅牢な巨大建築のようなこの叙事詩は、しかし、数えきれない人々に語り継がれ、
  聞かれることで、時空を超えていま私たちのところへやってきた。
  そして同じように、この茅野の大地の歴史も人々に語られることで、いま、この足下までつながっているのだ。

  この数知れない語り手たちを舞台の上に呼びよせ、出会わせよう。
  ダンサーの身体に、俳優の言葉に、彼らは自在に現れるだろう。
  彼らに導かれいくつもの時空を旅しよう。
  見ることで演じることでこの大地が耕され、より豊かになることを願って。


[作曲] トニー・プラボウォ
[演出] 山田 咲
[作曲・編曲・サウンドデザイン] 横山裕章
[衣裳] ようさん工房
[演出アドバイザー] ユディ・アフマッド・タジュディン
[総合監督・振付] 北村明子
[テクニカルディレクター] 関口裕二(balance,inc. DESIGN)
[出演] 大手可奈、Rianto、西山友貴、川合ロン/井村昴、遠藤良子、駒田大輔/ダナン・パムンカス、 ルルク・アリ
[協力] 公益財団法人セゾン文化財団
[後援] イベントナガノ  

基礎講座6
アフタートークセッション
[出演] トニー・プラボウォ、ユディ・アフマッド・タジュディン、山田 咲、北村明子
国際共同制作舞台作品における創作・制作プロセスや国際的なアートマネジメント、インドネシアなどアジアの劇場シーン(劇場と地域のコミュニティー)について、作曲家、演出家、芸術監督、プロデューサーと多様な役割をこなす招聘講師陣が語ります。

ご予約

E-mail:
TEL:0263-37-3530(受付時間/平日 8:30~17:00)
 

チケットお問い合わせ

茅野市民館 TEL:0266-82-8222(受付時間/9:00~20:00・火曜休館)
 

WEBチケット取扱い

イベントナガノ →001_02.pnghttps://www.event-nagano.net/
 

[作曲]トニー・プラボウォ   Tony Prabowo
[作曲]トニー・プラボウォ Tony Prabowo1956年インドネシア東ジャワ州マラン生まれ。インドネシアではもっとも有名な指揮者の一人でもある。西洋スタイルを伴う作品に加えて、伝統的なインドネシア音楽家たちと、独自の現代音楽作品を創作。1998年、ニューヨーク・インターナショナル・フェスティバルでソロモンの子どもたちの儀式にまつわる音楽を作曲し、ジャカルタ・アートセンターでは設立者として実験的音楽を創作。振付家、ビジュアルアーティスト、詩人、劇場プロデューサーや映画監督などと数多くのコラボレーションを展開し、その作品は国内外の舞台で広く賞賛されている。『To Belong』シリーズの立ち上げから北村明子の協力者でもある。

 

[演出]山田 咲   Saki Yamada
[演出]山田 咲 Saki Yamada1980年東京生まれ。2002年慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。
2008年東京芸術大学大学院映像研究科監督領域卒業。学部在学中より映像制作を始める。物語映画、ファッションムービー、実験映像、コマーシャルフィルム、舞台映像と多くのジャンルの作品を演出。劇場公開作品は映画『夕映え少女「イタリアの歌」』、映画『アンナの物語』、映画『タッチミー』。2013年より北村明子のもとでドラマトゥルグとして舞台制作に関わる。最近は複数の時空を重ねることで、別な物語を紡ぎ出す独特の時間表現を舞台や映像で追求している。

 

[作曲・編曲・サウンドデザイン]横山裕章   Hiroaki Yokoyama
[作曲・編曲・サウンドデザイン]横山裕章  Hiroaki Yokoyama米国テキサス州生まれ。幼少時代はオランダで過ごす。5歳よりピアノを始め、クラシック音楽を軸に、POPS、Jazz、HIP HOPなどジャンルにとらわれず幅広く影響を受ける。高校1年でポーランド国立クラクフ室内管弦楽団のピアノオーディションを受け、見事 通過。ワルシャワでの公演で共演する。東京音楽大学作曲科(映画放送コース)を卒業。現在では、CM・映画・テレビ・舞台などの音楽制作の他、ゆず、たむらぱん、栗山千明、星野源、May’nなどにアレンジやプロデュース、キーボードで参加。
クリエイター集団aqehasprings所属。

 

[演出アドバイザー]ユディ・アフマッド・タジュディン   Yudi Ahmad Tajudin
[演出アドバイザー]ユディ・アフマッド・タジュディン Yudi Ahmad Tajudin拠点はジョグジャカルタ。シアターガラシの創立メンバー、芸術監督。演出家、俳優。彼のパフォーミング・アートワークはインドネシア、シンガポール、ドイツ、日本など国際的な舞台で上演されている。演劇、ビジュアルアーツ、音楽、現代オペラなどジャンルを超えた数多くのアーティストたちと共同作業を展開。2006年、テンポ誌におけるディレクター・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、2011~2012年秋から冬にかけて6ヶ月間、ACCグラントを得てニューヨークの演劇シーンをリサーチ。2013年には静岡SPAC静岡県舞台芸術センターにて『サーカス物語』を演出。同年、振付家・北村明子との共同制作企画『To Belong』プロジェクトに参加。

 

[総合監督・振付]北村明子   Akiko Kitamura
[総合監督・振付]北村明子 Akiko Kitamura振付家・ダンサー・信州大学人文学部准教授。早稲田大学入学後、ダンスカンパニー「レニ・バッソ」を結成。2003年『Enact Oneself』が、The Independent Weekly紙、ダンス・オブ・ザ・イヤーに選ばれたほか、代表作『finks』が、モントリオールHOUR紙、05年ベストダンス作品賞を受賞。海外のダンスカンパニーや、演劇、映画、オペラなど他ジャンルへの振付も意欲的に行っている。また近年は、インドネシアの伝統武術を通して、インドネシアの伝統舞踊に興味を抱き、現地アーティストと交流した『To Belong』シリーズを展開。2013年には平成25年度文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業「往来と創発」の総合プロデューサーも務めた。

 

[出演者・ダンサー]
リアント   Rianto
リアントインドネシア共和国バニュマス出身。インドネシア芸術高校(SMKI)在学中、バニュマス地方の伝統舞踊「レンゲル」を習得。その後ジャワ古典舞踊の荒型・優型をダルヨノ(Daryono)氏の下で学ぶ一方、マンクヌガラン王宮で宮廷舞踊の研鑽を積む。
2007年以降自身での創作を開始し、インドネシア各地、シンガポールなどで発表する。2009年1月在ワシントンインドネシア大使館より招聘され、オバマ新大統領就任式の一環であるレセプションにて舞踊を披露する。日本では、2006年デワンダルダンスカンパニーを立ち上げ、後進の指導にあたると共に、ガムラングループ・ランバンサリ、パパ・タラフマラ、Taikuujikanとの共演も多数。2010年、デヴィスカルノ古希祝賀パーティーにて舞踊を披露。優雅なジャワ古典舞踊、「レンゲル」という艶やかな女形舞踊、さらにダイナミックなコンテンポラリーダンスまで、そのしなやかで力強い肉体を駆使した独自の表現方法を模索しながら活動の幅を広げている。
 
大手可奈   Kana Ohte
大手可奈3歳よりクラシックバレエを学び、リヨン・コンセルヴァトワールにてディプロムを取得。その後、カンヌ・ジュンヌバレエ(フランス)、ベルン・バレエ(スイス)、カルト・ブロンシュ(ノルウェー) カンパニー・リンガ(スイス)等で活動する。2010年、イスラエルのバットシェバ舞踊団、イラン・レヴ・メソッド・トレーニング・プログラムを研修する。現地でGAGAインストラクター、イラン・レヴ・メソッド・プラクティショナーの資格を取得。現在、フリーランスのダンサーとして活動すると共に、GAGA、コンテンポラリーダンス、バレエ講師としても活動中。
 
西山友貴   Yuki Nishiyama
西山友貴幼少よりモダンダンスを始め、大学でコンテンポラリーダンスと出会う。平山素子に師事。筑波大学体育専門学群を卒業後、同大学院に進学。2009年文化庁新進芸術家海外研修員としてNYに留学。2012年、The 9th Seoul International Dance Competitionにおいてコンテンポラリー部門で第2位を受賞。北村明子振付「To Belon」シリーズに2013年より出演。他にも、平山素子、Co.山田うん、平原慎太郎等の作品にも参加。現在はフリーで活動しながらも、非常勤講師も務める。
 
 
川合ロン   Kawai Llon
川合ロン1985年生まれ。ストリートダンス経験を活かし質量と柔軟性を持った強靭なダンスを展開。 山田うん、鈴木ユキオ、小野寺修二、加藤みや子、池田扶美代など、国内外シーンの様々な振付家やダンサーの作品に出演。北村明子とは『To belong-cyclonic dream -』(2013)から。同作品海外ツアーにも参加。2014年新ダンスフェスティバルDance New Air にも北村明子To belongの新作で出演予定。様々な年齢を対象としたワークショップなども行うなど活動の幅を広げている。
 
 
ダナン・バムンカス   Da Nang Pamungkas
ダナン・バムンカス1979年インドネシア・ソロ生まれ。若いころより芸術に興味をもち、高校にて伝統芸能を学ぶ。その後、スラカルタ・インドネシア美術学院(Institute Semi Indonesia, Surukarta)を卒業し、スラカルタでジャワ文化を今でも継承しているマンクネガラ宮殿にてメインの舞踊家として活躍。振付家として、リン・ホワイ・ミンが芸術監督を務める台湾のクラウド・ゲート・ダンスカンパニーや映画監督ガリン・ヌグロホの作品に参加。
 
 
ルルク・アリ   Luluk Ari
ルルク・アリ1982年インドネシアのジャワ出身。コンテンポラリーダンサー・振付家。スラカルタの美術研究所(ISI)でジャワの宮廷舞踊を研究。エコ・スプリヤント、シェン・ヘー・ハー、ファジャール・サトリヤディ、デディー・ルーサンといった振付家たちの作品、ガリン・ヌグロホの映画「オペラ・ジャワ」など、多くの作品に参加。元パパタラフマラやダンスオペラ「MAtAh ati」のプロデューサー、アティラー・スルヤジャヤとも活動。表現力豊かなコンテンポラリーダンサーと定評がある。現在、ソロダンススタジオ(インドネシア)に所属。
 

 

[出演者・俳優]
井村 昂   Kou Imura
井村 昂俳優、劇作家、演出家。1971年 演劇センター68/71(現黒色テント)に参加。70年代の全国ツァーに俳優、スタッフとして参加。退団後1980年代より少年王者舘公演に参加。今年度は3月、樋口一葉記念舞踊劇「葉衣」プロデユース、構成、演出。6月、マシュマロウエーブ公演チェーホフ「熊」客演など。
 
 
 
遠藤良子   Ryoko Endo
遠藤良子香川県出身。大学卒業後に劇団黒テントにはいり、約10年間所属の後フリーへ。出演は劇団作品以外に、「トロイメライー子供の情景(2008) 」(原作 如月小春 構成・台本・作曲・ピアノ高橋悠治) 「カフカノート」(構成・台本・作曲 高橋悠治)など。最近は、斎藤晴彦とハレハレバンドというバンドのメンバーとして、世田谷美術館でひらかれた「桑原甲子雄の写真 トーキョー・スケッチ60年」の関連企画ライヴに出演。
 
 
駒田大輔   Daisuke Komada
駒田大輔1975年生まれ。石川県出身。大学入学と同時に京都で演劇を始める。劇団その1、劇団衛星を経て現在フリー。近年の主な出演作品は、ルドルフ『熊』『ルドルフのまっしろけでゴー』『建築家M』、劇団飛び道具『ロキシにささぐ』、マレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』など。2013年より東京に拠点を移す。
 
 


茅野市民館「アート楽しみ隊」   アートイベント企画・制作
本プログラムのメイン会場となる茅野市民館を拠点に市民が中心となってさまざまな活動を展開している「アート楽しみ隊」のメンバーと、講座参加者を交え、講座からアイデアのヒントを得たアートイベントをゼロから実際に立ち上げていきます。

第1回 準備
9月上旬 茅野市民館

第2回 イベント本番
10月26日(日) 茅野市民館

茅野市民館「アート楽しみ隊」[イベント報告]

実践演習プログラム/茅野市民館「アート楽しみ隊」との共同企画・実践
アート楽しみ隊イベントvol.13「世界のおばけが大行進」
あなたはどんな「おばけ」になる? 子どもから大人まで、誰でも楽しめるワークショップを開催します。かぶりものアーティスト・ニシハラノリオさんと一緒にかぶりものを作って、みんなで大行進してみよう!

日 時
2014年10月26日(日)13:00~16:00
場 所
茅野市民館ロビー
講 師
ニシハラ☆ノリオ(かぶりものアーティスト)
参加費
100円
定 員
30名 ※先着順、要事前申し込み(小学3年生以下は保護者同伴)
ニシハラ☆ノリオ氏
かぶりもの展示期間
10月21日(火)~ 10月26日(日)

  主  催:茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造、茅野市美術館
  共同主催:信州大学 人文学部、産学官・社会連携推進機構
  企画制作:NPO法人サポートC、茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造、茅野市美術館
  後  援:茅野市、茅野市教育委員会

世界のおばけが大行進!
茅野市民館「アート楽しみ隊」茅野市民館「アート楽しみ隊」かぶりものアーティスト・ニシハラノリオさんと、かぶりものワークショップを実施しました。31名の子供たちを中心にした参加者と保護者にご参加いただき、アート楽しみ隊の方々が持ち寄った新聞紙やビニールなどと、色とりどりのカラーテープで、ニシハラさんに頭に付けるフレーム部分を教えていただいた後は、自由製作! おばけを創造しながら具現化していき、世界にひとつだけのおばけがたくさん出現しました。

完成した後は、おばけのかぶりものを着けて、ダンサー・Junjunさんと茅野市民館+茅野駅周辺をおばけの恰好で大行進! 15:14発、15:18発のあずさ乗客へ。サプライズ・パフォーマンスを実施しました!

かぶりものワークショップ参加者からは、感動の声や「創作イベントをまたやりたい」などの感想をたくさんいただきました。また、アート楽しみ隊の方から、アーティストとのコラボレーションでイベントを企画・実施できたことの喜びや様々な意見・感想をいただきました。あずさ乗客にも、予期せぬ茅野市民館発のパフォーマンスを旅の記憶に加えていただけたかと思います。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

茅野市民館「アート楽しみ隊」イベント報告茅野市民館「アート楽しみ隊」イベント報告茅野市民館「アート楽しみ隊」イベント報告

茅野市民館「アート楽しみ隊」イベント報告茅野市民館「アート楽しみ隊」イベント報告茅野市民館「アート楽しみ隊」イベント報告