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平成26年度 文化庁 大学を活用した文化芸術推進事業・信州大学「共時と創発」

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基礎講座[結果報告]

第3回・基礎講座(第1部:地域の文化芸術マネジメント)

スキル
経営・企画
講座内容
地域ブランドから文化芸術を考える(レクチャー)[終了]
講師
林靖人准教授(地域戦略センター)
開催会場
信州大学 旭総合研究棟9階 修士講義室
開催日時
2014年6月11日(水)19:00~20:00

「共時と創発」基礎講座第3回目は、神から人へ向かうことにどんな歴史と意味があるのか?私たちは何を継承し表現するのか?笹本先生(地域戦略センター長/人文学部/副学長)がこれまでに関わった長野県内各地の祭礼を紹介し、歴史学と民俗学から文化芸術を考えるレクチャーを行いました。
 

レクチャー内容「地域ブランドから文化芸術を考える」

「私たちは地域をどのように認識しているのか。地域は“違い・区別”だけでなく、“差”から“優劣”を認知する手がかりとなり、私たちのアイデンティティを規定する。文化芸術も地域(ブランド)とつながることで、“差別化”や“好ましいイメージ”を強化し、愛着やコミットメントを引き出せるだろう。」とりんごのブランド認知についての心理学実験をもとに、私たちの地域の捉え方を教えていただきました。「超情報化社会において、私たちが消費する情報量は限られており、消費されない情報は無に帰る。注意や興味が向く情報を発信することが鍵となる。地域ブランドの調査結果、“愛着度”や“訪問意向”など、美術館・博物館が長野県の地域ブランド認知に重要な要素となっている。文化芸術を通して地域が活発になり、活き活きとなることを期待したい」とレクチャしていただきました。地域ブランドの視点や、地域の認知度を決定する要素として、文化芸術事業を推進していくためのヒントをいただきました。

受講生からは、「芸術と地域ブランドを関連づけて考えるという見方をしたことがなかったが、そういった視点でみることができるというのが新しかった。見せ方、伝え方の観点になると感じた」などの感想をいただきました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

次回は、小野晋司(青山劇場・青山円形劇場 プロデューサー)、鳥山香織(信州大学 助教)による「アートと社会の関係~地域コミュニティと国際プロジェクト~」を、7月16日(水)18時30分から茅野市民館にて行います。 次回もご期待ください!

レクチャーの様子レクチャーの様子レクチャーの様子

レクチャーの様子