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信州大学発『コズミックレイVR』がプラネタリウム版として初上映 -サイエンスヒルズこまつで12月2日から公開-

推進動力システム部門 人材育成

次世代空モビリティシステム研究拠点人材育成部門・推進動力システム部門の冨田孝幸研究室が開発した科学教育向けVR教材「コズミックレイVR」が、全天球投影(プラネタリウム)コンテンツとして改良され、12月2日から石川県小松市の「サイエンスヒルズこまつ」3Dスタジオで特別上映されています。同館のメインプログラムである雷体験「コズミックサンダー」の補完的なお試しコンテンツとして、「+宇宙線(コズミックレイ)可視化映像」として提供されているものです。

上映プログラム  https://science-hills-komatsu.jp/wp/34228/
上映スケジュール https://science-hills-komatsu.jp/wp/studio/

全天球版「コズミックレイVR」は、宇宙線による空気シャワー現象をダイナミックに再現した世界的にも極めて珍しいプラネタリウム映像です。来館者は日常の景色の中で、上空から迫り来る空気シャワーを目の前に見渡せる設計となっており、科学現象を立体的に体感できます。
「コズミックサンダー」の雷体験と「コズミックレイ・エアシャワー体験」は直接のテーマは異なるものの、いずれも全天周映像を通じて自然現象を体感型で学ぶことができるため、教育的な親和性も高く、雷や宇宙線といった自然現象を視覚と感覚で体感することで、来館者の理解や興味を深める効果が期待されます。
この上映は、科学館のメインコンテンツと併せて、体験型科学教育の可能性を広げる試みとして位置づけられています。
今回の上映に開発担当として関わった中山翼さん(信大大学院総合理工学研究科修士2年)は、「VRで体験するだけでなく、プラネタリウムの全天周映像として宇宙線の動きを見渡せるのは想像以上に迫力があり、科学現象を体感型で伝える面白さを改めて実感しました。」と感想を語りました。サイエンスヒルズこまつも、専門家と科学館の協働による教育・普及活動の展開に期待を寄せています。
このような貴重な機会を提供してくださった「サイエンスヒルズこまつ」の関係者の皆さまに、改めて、心より感謝申し上げます。今回の上映をとおして、科学教育と先端研究をつなぐ取り組みがさらに広がることが期待されます。