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次世代空モビリティシステム研究拠点 冨田研究室、コズミックレイVRを大阪・関西万博に出展

推進動力システム部門 人材育成

信州大学次世代空モビリティシステム研究拠点推進動力システム部門、人材育成部門の冨田孝幸研究室が開発した「コズミックレイVR(宇宙線ヴァーチャルリアリティー)」が、大阪・関西万博フェスティバルステーション 体験型イベントブースの、岐阜工業高等専門学校ブース『岐阜高専発!科学でひらく未来と地球 -つくる・さわる・まなぶ-』にて、2025年9月21日(日)から23日(火)の3日間展示されました。
コラボ展示の機会をいただきました岐阜工業高等専門学校の皆さまに心より御礼申し上げます。 https://www.gifu-nct.ac.jp/elec/habuchi/expo/

本展示では、コズミックレイVRの主要開発メンバーである冨田研究室 修士課程2年の中山 翼さんが来場者への体験レクチャーを担当しました。子どもたちや保護者をはじめ来場された皆様は、開発者から直接説明を聞くことで、研究の背景や意義がわかりやすく理解でき、先端研究の一端を身近に感じていただける機会となったことと思います。
今回展示されたコンテンツは、岐阜高専の三宅晶子准教授との共同開発による万博専用の特別仕様です。その基盤には、佐久市子ども未来館で常設展示されているコズミックレイVRがあり、研究成果を社会に還元するとともに、子どもから大人まで幅広い世代が楽しみながら科学に触れられる教育的な意義を持っています。
佐久市子ども未来館の展示と同様、今回の万博の展示も、未来を担う子どもたちが科学に興味を抱くきっかけとなってくれましたら幸いです。

冨田研究室は、VR技術を活用した体験型コンテンツを通じて宇宙線研究を広く社会に発信し、科学教育や地域との連携を一層推進してまいります。
【問合せ】信州大学 工学部 冨田研究室 
E-mail: tomida(at)cs.shinshu-u.ac.jp
※(at)は@に置き換えてください