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信州大学次世代空モビリティシステム共同研究講座の開講式が行われました
2025年6月7日(土)、飯田市エス・バードにおいて「信州大学次世代空モビリティシステム共同研究講座」の開講式が行われました。
本講座は、2017年度から2024年度までの8年間にわたり、飯田・下伊那の市町村、地域企業、金融機関で構成する航空機システム共同研究講座コンソーシアム様のご支援をいただいて運営されてきました「航空機システム共同研究講座」をベースに、本年4月、発展的に継承し開講しました。
開講式では、ご来賓の皆様よりお祝辞をいただいた後、修士2年の中村宴千(なかむらよしゆき)さんが、学生を代表して宣誓を行いました。
また、JAXA航空技術部門の跡部 隆様には、「JAXAが行う次世代空モビリティ研究と信州大学共同研究講座への期待」と題して基調講演をいただきました。次世代空モビリティに係るJAXA航空技術部門の取り組みをご紹介いただくとともに、飯田市は、古くから東西日本を結ぶ文化の回廊の要地として栄え、当地域の人々の進取性と学究性に富んだ気質が古層の文化をよく伝え残しながらも新しい文化をいち早く取り入れて、特色のある文化を築いてきた地であり、この地に産学官の連携による空の移動革命「信州モデル」エコシステムを創出するプラットフォームが形成されることは最良の選択であり、この地で信州大学次世代空モビリティシステム共同研究講座が展開することに大いに期待する。と、応援メッセージをお寄せいただきました。
式典の最後には、南信州・飯田産業センター理事長 佐藤 健様(飯田市長)、次世代空モビリティシステム共同研究講座コンソーシアム会長 萩本 康夫様(多摩川精機株式会社代表取締役会長)、香山瑞恵工学部長、松原雅春講座責任教員に、新講座の看板を上掲していただきました。
本講座は、同じく、本年4月にスタートした「次世代空モビリティシステム研究拠点」と連携して教育研究等を推進してまいります。