日時:1/31 (月) 15:30~
場所:対面(限定された関係者のみ)&ZOOM配信
*RCAMでは現在日本に帰国中の森特任教授のセミナーを1/31 15:30から実施します。
このご時世ですので対面は限定された関係者だけですが、ZOOMで配信します。
録画もしますので時間の都合上見られない方は片岡まで連絡いただければkeyをお知らせします(5日以内)。
中国での研究室立ち上げなどのお話も聞けるかと思いますのでふるって御参加下さい。
ZOOMには待機室を設けないのでご自由に。是非本人と話したい方は片岡までご連絡下さい。
慶應先端生命研に流れてる案内
森先生は慶應義塾大学先端生命科学研究所所属中に世界的に高名な大腸菌の
Keio collection(大腸菌にある約5,000の遺伝子を網羅的に一つ一つノックアウト)を樹立し、
その後奈良先端研でも活躍されたシステム微生物学のパイオニアです。
少しでもこの分野に興味があれば、
この発表を聞かないと損するので是非ご参加ください。面白いです。
(慶應のJosephine Galipon博士による)
連絡先
片岡正和 応用微生物学ルネサンスセンター センター長
mars@shinshu-u.ac.jp
【Zoom接続情報】
◆URL
リンク先はこちら
◆ミーティングID
984 6445 5690
◆パスコード
346765
森 浩禎 特任教授(広東農業科学アカデミー、広州、中国)
大腸菌や枯草菌など、モデル生物と言われてきた生物種は、他の生物種と違い、多くの普遍的な生命現象の分子機構等の解明に非常に大きな貢献をしてきた。
一方、1990年から始まったゲノムプロジェクトに端を発した技術革新は、生物学を大きく変え、21世紀に入り、さらに加速している。
この技術革新は、非モデル生物の研究を大きく変え、モデル・非モデルの壁を無くしつつある。
このような時代の生物学で何が求められるのか、私たちはどこまで真剣に考えているであろう。
過去にも大きく生物学が変わってきた変革期がある。
遺伝学から分子遺伝学、個別研究からゲノム研究、等々その度に生物学分野以外からの研究者により、
大変革がもたらされ、大きく発展を遂げてきた。
私自身も1989年から始めたゲノム研究の変遷を経験し、
現在進めているゲノム研究の延長線上の研究を通して、私自身がどのような苦労を経験し、
現在どのような問題に直面し、今後どのように進もうとしているのか、共有し、ともに考え、今後の方向性を考えたい。
また、現在中国の研究所にて研究室を主催し、研究を進めている。
まだ短い経験であるが、私の目から見た現在の中国の状況を簡単に紹介し、
現在の日本における問題点とともに考えてみたい。