令和8年9月16日、宮崎大学および宮崎観光ホテル(宮崎県宮崎市)で開催された「日本畜産学
会第134回大会」において、アクア・リジェネレーション機構の下里剛士教授が「日本畜産学会賞」を
受賞しました。
下里教授は、家畜や発酵乳に由来する機能性微生物がもつ生体調節機能の解明に取り組んで
きました。ヨーグルトのスターター乳酸菌由来の核酸成分が、ごく微量で免疫細胞を強力に活性化
する分子機構を明らかにしたほか、肉用鶏由来のプロバイオティクスが、食中毒原因菌であるカンピ
ロバクターの腸内定着を顕著に抑制することなどを見いだしました薬剤耐性(AMR)問題が世界的な
課題となる中、免疫機能の活性化、病原菌の制御、腸内環境の改善を組み合わせた新たな家畜衛
生管理戦略を提示し、抗菌薬に過度に依存しない持続可能な畜産物生産につながる研究を展開し
てきました。これら一連の研究成果が高く評価され、今回の受賞に至りました。
日本畜産学会は、1924年(大正13年)に設立され、畜産ならびに社会と動物とのかかわりに関する
学術研究の発表や情報交換を行う学術団体で、産・官・学の幅広い分野の研究者・技術者が所属し
ています。日本畜産学会賞は、畜産学領域において優れた学術研究業績を挙げ、その成果が国際
的にも高く評価されている会員に授与される賞です。
受賞対象となった研究題目は以下のとおりです。
学会賞第122号 「家畜の免疫と腸内環境を制御する機能性微生物に関する研究」

