【研究成果のポイント】

・しなやかで丈夫、しかも自然に還るプラスチックを実現

・微生物の力で、短期間・高効率に大量生産 (世界最高値)

・海洋プラスチックごみ問題への貢献に期待

【概要】

信州大学アクア・リジェネレーション機構の田口 精一 教授(特定雇用)、高 相昊 助教(特定雇用)の研究グループは株式会社カネカ・国立研究開発法人産業技術総合研究所との共同研究で、微生物の働きを活用し、従来よりも大幅に物性を向上させた次世代型ポリ乳酸「LAHB (ラーブ)」を短期間で大量に合成できる生産技術を開発しました。本技術により、汎用プラスチックであるポリエチレンに匹敵する "しなやかさと丈夫さ" を備えながら、海でも生分解可能で "環境にやさしい"という、従来は両立が困難だった特性を同時に実現できる可能性が示されました。

本研究は、2025年7月に同研究グループが発表したLAHBの深海実環境における生分解性を実証した研究成果(https://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2025/07/lahb.html)を、材料性能と生産技術の両面からさらに発展させた成果です。

本研究成果は、2025年12月31日にPolymer Degradation and Stability誌のオンライン版で公開されました。

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