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当診療部における臨床研修の特色

子どものこころの診療に関しては、幅広く総合的な研修が理想的であります。
国内の各施設は、それぞれ規模が小さく、特徴にばらつきがあります。
これを解決するために、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部および、長野県立病院機構こころの医療センター駒ヶ根では、研修者の希望を取り入れながら、大学病院と、精神科病院という、それぞれ特徴を持った病院での研修プログラムを開発し、子どものこころの診療に関する理想的な研修を目指しています。


研修の目標

1) 子どものこころとからだの正常な発達を知り、異常や遅れを評価することができる

2) 神経学的所見が取れ、脳波、MRI、SPECTなどの検査所見を読むことができる

3) 母子を中心とした親子関係の発達を知り、不適切な関係に介入することができる

4) 子どものこころの問題(精神症状、行動障害、身体疾患)を診立て、治療戦略を立てることができる

5) 精神科全般の知識があり、プライマリケアができる

6) 地域の教育、福祉機関との連携を図り、協働して子どもの健康を回復させることができる。

上記の目標を達成するための研修期間は、原則3年間を予定しています。
(各人の事情に応じて短縮は可能です)
両病院それぞれの研修期間は相談に応じて配分します(信州大学は1年単位)。






研修者の応募条件

・後期研修を含めて1年以上の一般精神科研修を終えたもの

・初期研修修了者(この場合は一般精神科の研修も並行して行う)

・小児科を含む他科医師(この場合も一般精神科の研修を並行して行う)

    研修スケジュールの例

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