第5回松高・信大寮歌祭が令和５年9月30日（土）に、松本市の勤労者福祉センター大会議室で開催されました。新型コロナ感染症拡大により令和2年から令和4年の間は開催を見送り、4年ぶりの開催です。

　参加者は、まず「旧制松本高等学校（以下、旧制松高）校歌」「信州大学歌」を信州大学交響楽団の伴奏により、信州大学混声合唱団と共に歌い寮歌祭は開幕しました。

　続いて中村宗一郎信州大学長からご挨拶いただき、旧制松高元同窓会長 根津武夫氏のメッセージが代読されました。

　そして約70名の参加者が1時間半にわたり旧制松高の思誠寮歌や信州大学の寮歌、そして旧制二高、五高の寮歌等、19曲の歌声を会場に響かせました。

　寮歌祭の終盤では、信州大学元学長の山沢清人氏によるご挨拶のあと、旧制松高の寮歌「春寂寥」、信州大学学生歌「叡智みなぎる」を交響楽団の伴奏により、混声合唱団と参加者全員で斉唱しました。

　最後に全員で旧制松高校歌を歌い、盛会のうちに散会となりました。

　寮歌祭中盤の休憩時間には、交響楽団と混声合唱団がそれぞれの活動と定期演奏会の紹介を行い、散会後にはそれぞれの定期演奏会のチケットを求める参加者が団の学生に声をかけるなど、世代を越えた交流となりました。

　次回は耐震改修と塗装工事を終えたあがたの森文化会館講堂で令和6年5月18日（土）に寮歌祭を開催する予定です。皆さま奮ってご参加ください。