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トピックス詳細

勝家志歩 医員(信州大学医学部附属病院 皮膚科)が第121回日本皮膚科学会総会において、優秀演題賞を受賞しました

2022.06.14

 2022年6月2−5日に京都市で開催された第121回日本皮膚科学会総会において、信州大学医学部附属病院 皮膚科の勝家志歩 医員が、優秀演題賞を受賞しました。

 この賞は、同学会で発表された一般演題の中から、優れた演題に対して授与されるものです。

 本発表では、頭部原発のアポクリン癌の症例発表とともに、同腫瘍におけるHRAS G13Rを同定し、脂腺母斑から発生した二次性腫瘍であることを裏付ける結果を示しました。また、自施設で経験したde novo発生のアポクリン癌3例も同様に検討したところ、いずれも野生型でした。脂腺母斑にはHRASやKRAS変異が知られており、そのうちHRAS G13Rは高頻度です。本研究により、アポクリン癌におけるde novo発生あるいは二次性の鑑別にRAS変異検索の有用性を示した点が評価されました。

第121回日本皮膚科学会総会の受賞発表ページ
https://jda121.jp/program.html