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トピックス詳細

医学系研究科循環病態学教室の山内啓弘共同研究員が、第23回日本血管生物学会でYoung Investigator Awardを受賞しました

2015.12.18

平成27年12月10-12日、神戸国際会議場において、心血管代謝ウィーク(CVMW2015)が開催されました。この中で、信州大学大学院医学系研究科 循環病態学教室の 山内啓弘 共同研究員(日本生物製剤)が、第23回日本血管生物医学会Young Investigator Awardを受賞しました。
受賞対象となった演題は、「アドレノメデュリン受容体システムの分化による血管・リンパ管の発生、機能制御」です。
本研究は、血管拡張作用や、抗動脈硬化・抗酸化作用等多彩な生理活性機能を有するアドレノメデュリンを、その受容体側であるRAMPに着目し、サブアイソフォームの結合により異なった活性を示す事を明らかとしました。山内さんはAM-RAMP2が胎児と成体における血管の発生と恒常性に重要な役割をし、AM-RAMP3が成体におけるリンパ管機能の調節に重要な役割をしていることを各種遺伝子操作マウスやライブイメージング手法を用いて解明しました。
AM-RAMP系の研究が進むことで、脈管系の異常から引き起こされる様々な生活習慣病や癌の治療法開発につながることが期待されます。

疾患予防医科学系専攻 循環病態学教室ホームページ:
http://www7a.biglobe.ne.jp/~shindo/

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