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トピックス詳細

医学系研究科循環病態学の山内啓弘さんが、第18回日本心血管内分泌代謝学会でYoung Investigator Awardを受賞しました

2014.12.02

平成26年11月21-22日に横浜市で開催された、第18回日本心血管内分泌代謝学会において山内啓弘さん(大学院医学系研究科疾患予防医科学系専攻循環病態学博士課程)がYoung Investigator Awardを受賞しました。
受賞対象となった演題は、「アドレノメデュリン受容体システムの機能分化と、血管、リンパ管系の恒常性制御」です。
本研究では、血管、リンパ管を含む脈管系の恒常性維持に重要な働きをしているアドレノメデュリン(AM)の病態生理学的意義を、AMの受容体活性調節タンパクRAMPの観点から捉え、AMの多彩な生理活性の制御をRAMPサブアイソフォームがそれぞれ担っていることを明らかとしました。山内さんは種々の遺伝子操作マウスを用いた検討や、生体イメージング手法により、AMによる脈管系の恒常性が、RAMP2とRAMP3という2つのサブアイソフォームの機能分化と協調作用によって制御されていることを明らかとしました。
RAMP2、RAMP3を足がかりとした脈管系の恒常性維持機構の解明が進むことで、脈管系の異常から引き起こされる様々な生活習慣病や癌の治療法開発につながることが期待されます。

疾患予防医科学系専攻 循環病態学ホームページ:
http://www7a.biglobe.ne.jp/~shindo/

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