• 受験生の方へ
  • 医師の方へ
  • 企業団体の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 地域の方へ
  • 在学生の方へ

研究トピックス

インフォーマルセミナー in 信州

第11回 婦人科腫瘍における最近のトピックス

開催日
: 平成26年 5月 1日(木)
オーガナイザー
: 産科婦人科学講座 教授 塩沢 丹里
演題
: 子宮体癌の発生とエストロゲン
講師名
: 産科婦人科学講座 教授 塩沢 丹里

子宮体癌は乳癌とならんで代表的な性ステロイドホルモン依存性腫瘍であるが、興味深いことに、体癌は血中エストロゲン値の低下する閉経後に好発する。本講演ではこの機序を特にミスマッチ修復機能の観点から解析する。

演題
: 子宮間葉系悪性腫瘍における“造腫瘍と老化”
講師名
: 免疫制御学講座 准教授 林 琢磨

がん遺伝子の異常な活性化が起こると、正常細胞は細胞老化プログラムに入って安定的に細胞周期が停止した状態をとることがある。これは、生体内での悪性腫瘍の発生を阻む重要な生体防御機構である。我々は、子宮間葉系悪性腫瘍である平滑筋肉腫で、LMP2により老化が誘発されることを in vitroと臨床検体で明らかにした。本講演では、子宮平滑筋肉腫の発症機構について解説する。