• 受験生の方へ
  • 医師の方へ
  • 企業団体の方へ
  • 卒業生の方へ
  • 地域の方へ
  • 在学生の方へ

研究トピックス

インフォーマルセミナー in 信州

第2回 再生医療 -新たな局面の胎動-

開催日
: 平成24年11月1日(木)
オーガナイザー
: 組織発生学講座  教授 佐々木 克典
演題
: ES細胞を用いた再生医療現実化への“私”の戦略
講師名
: 組織発生学講座  教授 佐々木 克典

ES細胞に初めて遭遇した時、この細胞は臓器移植に代わる新たな治療法の担い手になると確信した。このセミナーでは、それを現実化するために繰り広げてきた教室の戦略と、これらを基盤にしながら私が完成させようとしているものについて話をしたい。

演題
: ヒト万能性幹細胞を用いた心臓病に対する再生療法の開発
講師名
: 内科学(内科学第五) 助教 柴 祐司

近年、心血管病に対する幹細胞を用いた再生医療の可能性が注目されている。骨髄幹細胞等の体性幹細胞を用いた再生療法はすでに臨床応用が開始されており、信州大学においても症例が蓄積されてきている。一方、万能性幹細胞(ES細胞およびiPS細胞)はさらに有望な治療法と期待されているものの、安全性の懸念が完全には解決されていない。本講演ではこれらの問題点と研究の現状について概略する。