繊維学部のキャンパスライフ

信州大学に入学すると、1年生は全学部生が松本キャンパス、2年生から学部別に4つのキャンパスに分かれて通うことになります。繊維学部のキャンパスは、かつて繊維産業の一大拠点であった上田市にあります。上田は四季を通じて非常に穏やかな気候に恵まれ、緑溢れる森林・里山と清らかな水の流れる川に育まれた自然豊かな地域です。避暑地として人気の高い軽井沢へは車で約1時間ほど。また、上田市は戦国の世に名を馳せた真田一族の発祥地であるということから、近年の歴史ブームで観光客も多く訪れています。

キャンパス周辺ガイド 10のキーワード

温泉

海野宿

松本城
1.晴天率が高い
繊維学部のある上田市は、本州の中でも年間の降水量が最も少なく、全国でも有数の少雨乾燥地帯です。
2.アウトドア
信州は大自然の宝庫! スキーやスノーボードをはじめ、登山、キャンプ、釣り、乗馬など、さまざまなアウトドアアクティビティーが楽しめます。
3.温泉王国
信州の温泉地数は北海道に次いで全国2位! しかも代表的泉質11の全てが揃うのは信州だけ。学校帰りや部活の帰りなどに、気軽に楽しむことができます。
4.上田市街地
新しい町に古い街並みが融合した市街地には、全国誌にもたびたび掲載されるおしゃれなカフェや店が軒を並べます。
5.軽井沢
日本の避暑地の代表格、軽井沢までは車で約1時間。アウトレットショッピングセンターは、学生にも大人気。
6.信州そば
信州の代表的な食と言えばそば。おいしさはもちろんのこと、上田市周辺には“盛り”がいいことで有名なそば屋が点在し、学生の強い味方となっています。
7.映画
映画のロケ地となることが多く、これまでに85本余りの名作映画の舞台となっている上田市。キャンパス内でロケが行われることも度々あります。
8.一年次に暮らす松本
松本城が町の中央に鎮座する松本市。古き佳き蔵づくりの町並みや点在するハイカラ建築が都会的な雰囲気を醸し出す町です。
9.イベント
上田では『うえだ城下町映画祭』やジャズフェスティバル『UEDA JOINT』、松本では『クラフトフェアまつもと』ほか多くのイベントが毎年開催されています。
10.東京までたったの90分
北陸新幹線を使えば、東京までの所要時間はたったの90分! 気軽に往来できます。

STUDENT'S VOICE

繊維学部編

繊維学部を選んだ理由は?
「人間の機能や特性を生かしたモノづくりに興味があったので」
「独創性あふれる研究や将来必要とされる領域を主軸に行っていると感じたから」
繊維学部で学んでよかったことは?
「活き活きと日常生活、勉学に励める」
「学生と教員との距離が近い」
「本当にやりたいことがマイペースで見つけられる」
「学校帰りや部活帰りに温泉に入れる!」
繊維学部の良いところは?
「自由な時間が多く、授業の間には好きなことができること」
「実験の毎日です。失敗すればまた実験」
「分かる楽しさが重なって、どんどん学びたくなっていく」
他の学部と大きく違うと感じることは?
「工学以外の勉強もできる」
「学生主体のビジネス活動が活発」
「農園で野菜を育てた経験は大変だったが、楽しかった。構内に羊もいる」
就職活動で繊維学部学生だから有利だと感じたことは?
「CAD実習があったこと」
「『何をやっている学部なの?』と企業の方に興味を持ってもらえる」
「珍しい学部なので、『何を学んできたか?』という質問にきちんと答えると、面接官に良い印象を与えられる」

キャンパスライフ編

繊維学部キャンパスの雰囲気は?
「広くて静か。きれいな空気とゆったりとした雰囲気に包まれている」
「事務、生協の職員の方々が優しく、親しみやすい」
高校と大学の違いは?
「自分から動くかどうか、能動的に学ぼうと思う気持ち」
「分かる楽しさが重なって、もっと学びたいという気持が生まれてくる」
「実験の毎日。失敗すればまた実験」
上田地域の好きなところは?
「人がやさしい」
「晴天日が多い」
「温泉がある」
休みの日は何をして過ごす?
「学校での課題や掃除・洗濯」
「ツーリング、読書」
「スカイダイビング」
繊維学部生はどんなアルバイトをやっているの?
「学生食堂で皿洗い」
「近くのショッピングセンターでショップ店員」
「塾講師」
「居酒屋の店員」
今頑張っていることは?
「敬語など、社会人生活に向けての準備」
「人と円滑にコミュニケーションをとること」
「青春謳歌」

住環境 寮 VS アパート あなたはどっち?

繊維学部の学生は1年次は松本市、2年次からは上田市での生活になるため、1年生は寮を希望する人が比較的多いようです。

寮での生活

松本のこまくさ寮は、全学部の1年次生が共同生活を送る、信大の寮の中でも最大規模です。様々な出身地・学部の友人との出会いを通じ、大学生活に少しづつ慣れていきます。部屋は二人部屋です。『相方』と呼ばれる同居人との生活は、寮ならではのもの。寮生活『こま』で結んだ絆は、おそらく一生ものになるでしょう。また、美味しく栄養バランスのとれた寮の食事(朝・昼・晩)は、寮生にとって最大の楽しみです。寮の生活費は1ケ月約30,000円ほど(食費含む)と、安価なことが魅力です。平成21年には全面リニューアルし、外装・内装共に奇麗によみがえりました。
また、2年次生からが利用できる上田の修己寮は繊維学部の構内にあります。寮の生活費は1ケ月11,000円(食事は自炊)と廉価で、年間を通して行事なども行われています。

寮生コメント Aさん(女性)

こまくさ寮には、出身地や学部はもちろん、興味も価値観も全く違う人々が集まります。共同生活を通して、全くの他人が友達でも家族でもない大切な仲間になる。家を離れた自分を「おかえり」と迎えてくれる場所になる。そんな仲間と笑いも涙も共有する1年は、どんなに高いお金でも買えない、一生の財産です。

アパート一人暮らし

親元を離れての初めての一人暮らしは、学生にとって社会勉強の一貫といえます。実家暮らしでは気づかなかったこともたくさんあり、親のありがたみを実感することも。アパートの一人暮らしには気楽さの反面、責任も伴います。お隣や周辺地域の中で生活するということの自覚も必要になります。
上田市周辺のアパートなどの1ケ月の家賃が約35,000円~60,000円(1DK~2DK)ですので、1ケ月の生活費は100,000円前後の人が多いようです。
個人での直接交渉や知人を頼って契約をすることが大半ですが、信州大学生活協同組合(信大生協)では家主に紹介の依頼を募り、次年度の進級のため松本キャンパスを離れる学部生に、各キャンパスの下宿・アパート情報誌(信大生協発行)を発行しています。

学生コメント Bさん(男性)

一人暮らしには門限がない! 親が厳しい人にはこれは本当に素晴らしいことですね(笑)。友達とワイワイやるのも楽しいです。食事を作るのは大変ですが、料理の腕が上がるとか、楽しみもいろいろあります。ただし、1年次にアパートを借りると2年次に引越しをしないといけないのが難点。

研究室ってどんなところ?どんな実験を行なっているの?
教育内容や学部の特色をより深く理解するにはオープンキャンパスや見学会へ行くのがおすすめ。大学のナマの情報をつかむチャンスです!

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