実験
教育プログラム 時間割

精密素材工学実験I, II
Experiment of Fine Materials Engineering I, II

担当教官 精密素材工学科各教官
科目の分類・単位数 専門科目II(必修)・2単位+2単位
開講期 3年前期+3年後期

授業の目標:
素材物性および素材の取り扱いに関する講義内容をより深く理解するために,次の事項について実験を行う.

授業内容および計画:
精密素材工学実験I(前期)
1. ガラス細工(服部・丸山)
2. 剛性率,ボルタ振子(高橋・丸山)
3. 光の回折,干渉の測定と数値シミュレーション(鈴木・滝沢)
4. マイクロ波加熱による酸化物超伝導物質の作製と電気抵抗・複素磁化率測定
(松瀬・内藤)
5. 液体の表面張力(藤松・宇佐美)
6. 液体および多孔質体の密度(新井・小林)
7. 3成分系の相互溶解度(新井・小林)
8. 層流と乱流(服部・丸山)
9. 管オリフィス付近の圧力分布(服部・丸山)
10. 電子計算機実習(新井・小林)
第1,2週には実験を安全に行うための講義および各テーマの説明を行い,第3週から実験を始める.また,中間および全テーマを終了した時点で検討会を行う.

精密素材工学実験II(後期)
1. 線型振動,非線型振動の発振と数値シミュレーション(松瀬・滝沢)
2. オシロスコープ,交流回路,半導体,ホール効果(鈴木・内藤)
3. ゴムの応力-歪曲線(高橋・丸山)
4. 真空蒸着膜の作製と物性測定(高須・村上・杉本・上野)
5. 熱および化学エネルギーの電気エネルギーへの変換と蓄積(高須・村上・杉本・上野)
6. 管の流れのエネルギー損失(服部・丸山)
7. 水中および空気中における固体粒子の終末速度(服部・丸山)
8. 充填塔の移動単位高さ(新井・小林)
9. 微粉体の粒度分布(山田・福長・高橋伸・小林)
10. 流動層(山田・福長・高橋伸・小林)
第1週には各テーマの説明を行い,第2週からグループ実験を始める.また,中間および全テーマを終了した時点で検討会を行う.

履修条件 分析化学実験および物理化学実験を修得していること.
教科書 実験指針を用意する.
参考書 化学同人編集部編,実験を安全に行うために(化学同人)
成績評価の方法 各実験ごとに提出する報告書と2回の検討会の発表を評価する.
学生へのメッセージ 実験の目的,内容について十分に予習すること.
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