工学基礎
教育プログラム 時間割

化学工業概論
Introduction to Chemical Industry

担当教官 村上 泰
科目の分類・単位数 専門科目II(選択)・2単位
開講期 2年後期

授業の目標:
産業と社会の間の問題を解決するための工学の重要性について学ぶ.
 化学工業における技術の生い立ち,経緯,現状を把握することによって,
(1) 工学基礎に関する知識,およびそれらを問題解決に利用できる能力
(2) 人類の幸福・福祉とは何かについて考える能力と素養
(3) 技術が社会および自然に及ぼす影響や効果を把握し,技術者として社会に対する責任を自覚する能力
(4) 国際的に通用するコミュニケーション基礎能力
(5) 数学,自然科学および技術に関する基礎知識と,身につけた知識を応用できる能力
(6) 変化に対応して継続的,自律的に学習できる生涯自己学習能力
(7) 種々の科学・技術・情報を利用して社会の要求を解決するための構想能力
(8) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力
を養う.

授業内容および計画:
下記の12回の講義と総合講義,試験によって構成する.
1. 酸・アルカリ工業
2. 染料工業
3. アンモニア合成
4. 石油精製
5. 高分子(1)縮重合系高分子
6. 高分子(2)付加重合高分子
7. 石油改質と石油化学
8. 半導体(1)トランジスタとIC
9. 半導体(2)デバイス
10. 環境
11. エネルギー
12. バイオ

履修条件 なし
教科書 講義は視聴覚機器を用いて行う.
講義に用いる資料のコピーを配布する.
参考書 随時紹介する.
成績評価の方法 講義で出された課題について,レポートを提出する.
レポートとあわせて学期末試験により評価する.
学生へのメッセージ 人類の幸福・福祉の観点から
産業と社会の間の問題を解決できる力をつけてもらいたい.
Eメールアドレス yasmura@giptc.shinshu-u.ac.jp