信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

アラミド繊維の設備を増強(TEIJIN) 2016年5月

【大分類:6. 製品 小分類:6.4 2016年度 新製品

 TEIJINは、高い強度や弾性をもつ高機能繊維の生産能力を約10%引き上げる。約15億円を投じて設備を増強する。自動車部品向けゴム資材補強用や土木建築資材用など産業用途での需要拡大に対応する。生産能力を増強するのは“パラ系アラミド繊維”。耐衝撃性や耐薬品性にも優れ、防護衣料や地盤補強材などにも使われる。松山事業所(松山市)で製糸設備を増設するほか、重合工程のボトルネックを解消し、既存設備の生産性を高める。6月に着工し、2017年10月の稼働を目指す。

化繊協会ニュースレター No.12 2016年5月/日本化学繊維協会
研究者名 帝人
大学・機関名 帝人

キーワード

アラミド繊維パラ系アラミド繊維