セルロースの高強度形成プロセスを発見(信州大学) 2016年5月
【大分類:6. 製品 小分類:6.4 2016年度 新製品】
信州大学は、汎用性のあるセルロースの高強度ゲル形成プロセスを発見した。セルロースを化学処理しない方法で加工し、高強度なセルロース材料として自由にさまざまな形態に成形することができる。加工したセルロース材料から水と不純物を分離する中空糸膜の成形にも成功。石油由来の材料を使わず、ヒトと自然にやさしい水処理用部材への応用を目指す。今後はナノ構造を制御した中空糸膜をモジュール化して水処理プロセスへの応用について研究を進めていく。高強度で加工が簡単なことから水処理材料にとどまらず、食品・薬品の加工などさまざまな用途に役立つ可能性があると期待を寄せている。
化繊協会ニュースレター No.12 2016年5月/日本化学繊維協会
化繊協会ニュースレター No.12 2016年5月/日本化学繊維協会
研究者名 | 信州大学 |
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大学・機関名 | 信州大学 |
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