信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

PDF 東京オリンピック記念体力測定より ―選手生活停止後16ヵ年の体力推移―

【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.2 Vol.2

 研究の目的

 近年わが国においても,ママさんバレーボールやジョッギング愛好者にその例を見るように,生活習慣にスポーツを組み込む市民スポーツがしだいに振興して来ている.しかし,一方では学生時代まで,あるいは生活環境が許すまでは,それこそオリンピック選手になるほどスポーツにいそしむが,学生生活を終えて社会に出ると同時に,“現役引退”と称して選手生活を停止し,以後,定期的なスポーツ活動を全く行わなくなってしまう人々がいるのも事実である.
 本研究は,これら青年期に選手生活を行い,選手生活停止後スポーツから遠ざかってしまった人たちの体力推移に注目し,卿日本体育協会が実施している,東京オリンピック記念体力測定1~4)(東京オリンピック日本代表選手を対象とし,4箇年のインターバルで彼らの生涯にわたる健康と体力の追跡調査)より,その特徴を明らかにしようとするものである.

「デサントスポーツ科学」第2巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 塚越克己, 黒田善雄, 雨宮輝也, 伊藤静夫, 金子敬二, 松井美智子
大学・機関名 スポーツ科学研究所

キーワード

東京オリンピック記念体力測定