中高年齢者に対する運動処方の研究 ―心拍数から消費カロリーを推定する方法の開発―
【大分類：7. デサントスポーツ科学 小分類：7.2 Vol.2】
緒言
心拍数（HR）と酸素摂取量（VO₂）の関係式を用いて，HRから消費カロリーを推定することができるが，これには，定常状態の成立していることが前提条件となっている．しかし，日常活動は，運動の強度と時間の両面で相異なる運動が無数に集まって構成されていると考えられ，心拍反応も非定常状態を示す時が少なくない．
本研究では，このような非定常状態での心拍間隔のヒストグラムを求めることによって，心拍数から酸素消費量，ひいては消費カロリーを推定し，中高年齢者の運動処方に役立てようとするものである．
「デサントスポーツ科学」第2巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
心拍数（HR）と酸素摂取量（VO₂）の関係式を用いて，HRから消費カロリーを推定することができるが，これには，定常状態の成立していることが前提条件となっている．しかし，日常活動は，運動の強度と時間の両面で相異なる運動が無数に集まって構成されていると考えられ，心拍反応も非定常状態を示す時が少なくない．
本研究では，このような非定常状態での心拍間隔のヒストグラムを求めることによって，心拍数から酸素消費量，ひいては消費カロリーを推定し，中高年齢者の運動処方に役立てようとするものである．
「デサントスポーツ科学」第2巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
| 研究者名 | 山本高司*1, 朝比奈一男*1, 藤松博*1, 北川薫*1, 真鍋篤広*1, 塚田直和*2, 小島達也*2 |
|---|---|
| 大学・機関名 | *1 中京大学, *2 中日新聞社 |
キーワード