信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

PDF 高等学校における授業・部活動を通じていかに体力づくりを推進すべきか ―ジャンケンを利用した体力づくりプログラムの研究―

【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.3 Vol.3

 ジャンケンが持つ楽しさを取り入れて,組体操の新しい方法を考えてみたわけであるが,実験や調査をおこなうなかで,次のことが明らかになった.
 1 )この実験や調査を手伝ってくれた高校生たちは,これらの運動を喜々としておこない,新しい種目の開発までしてくれた.彼らは実験や調査のための運動としてではなく,これらの運動そのものを楽しんでくれた.
 このことから,当初の目的である,楽しいプログラムづくりは一応成功したと思う.
 2 )ジャンケンによる勝ち負けの確率が,回数に比例して,より平均化してくることも証明されたと思う.
 このことは,ここで紹介した一連の運動が,これまでおこなわれていた方法(回数を決めて交互におこなう)と,運動そのものの効果において,なんら差異がない,ということである.
 3 )従来おこなわれていた組体操については,その効果が各方面ですでに証明されている.しかし,今回新しく創作した組体操については,楽しさは証明されたものの,運動そのものとして,どの程度の効果があるかは,まだ証明されない.
 4 )今後の課題は,新しく創作した組体操の,運動としての効果の証明や,さらに新しい組体操の開発である.

「デサントスポーツ科学」第3巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 松井貞雄*1,吉田圭一*2,喜田修己*3,木村伸*4,木藤昭二*5
大学・機関名 *1 兵庫県高等学校体育研究会,*2 兵庫県立社高等学校,*3 兵庫県立鈴蘭台西高等学校,*4 兵庫県立星陵高等学校,*5 兵庫県立新宮高等学校

キーワード

体力づくりジャンケン組体操