自転車エルゴメータ・テストによる負荷心電図異常所見者の選定および心疾患のrisk factor軽減に及ぼすトレーニングの効果
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.3 Vol.3】
自転車エルゴメータによる運動負荷テストおよび医学的検査が,164名の中高年齢者に行なわれた.負荷心電図異常者は17名,そして,他の検査の異常,あるいは年齢が55歳を越えた者は20名であった.これら37名が1回100分,週2日および3カ月のトレーニングプログラムに参加した.
得られた結果は,以下のとおりである.
1 )トレーニングの結果,収縮期血圧,トリグリセリドに有意な減少,HDL-コレステロールに有意な増加がみられた.
2 )トレーニングにより,負荷心電図異常所見の改善がみられた(82%).
これらの結果から,運動処方における運動負荷テストの重要性および身体トレーニングが心疾患のrisk factorの軽減に有効な1つの手段であることが確認された.
「デサントスポーツ科学」第3巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
得られた結果は,以下のとおりである.
1 )トレーニングの結果,収縮期血圧,トリグリセリドに有意な減少,HDL-コレステロールに有意な増加がみられた.
2 )トレーニングにより,負荷心電図異常所見の改善がみられた(82%).
これらの結果から,運動処方における運動負荷テストの重要性および身体トレーニングが心疾患のrisk factorの軽減に有効な1つの手段であることが確認された.
「デサントスポーツ科学」第3巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 石河利寛,高岡郁夫 |
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大学・機関名 | 順天堂大学 |
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