喘息児のウインタースポーツ指導の手引きの作成 ―スキーに関する研究―
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.3 Vol.3】
瑞息児が運動を行った後に一過性の呼吸困難を呈することがあり,この現象を運動誘発性端息(Exerciselnduced Asthma=EIA)と呼んでいる.この現象のため,瑞息児が運動制限をうけることがあり,瑞息児の体育指導,とくにウインタースポーツについては今まで報告がほとんどなく,消極的な指導,すなわち中止といわれることが多い.
私たちは,今までの経験1,2)から,瑞息児といえどもスキーが可能であると考え,瑞息児のスキーキャンプを長年行ってきたが,その経験と,今回56年3月のスキーキャンプより瑞息児のスキー運動による肺機能の変動,旅行中の瑞息発作回数などから,瑞息児のスキー運動における注意と指導法について検討を加えたので報告する.
「デサントスポーツ科学」第3巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
私たちは,今までの経験1,2)から,瑞息児といえどもスキーが可能であると考え,瑞息児のスキーキャンプを長年行ってきたが,その経験と,今回56年3月のスキーキャンプより瑞息児のスキー運動による肺機能の変動,旅行中の瑞息発作回数などから,瑞息児のスキー運動における注意と指導法について検討を加えたので報告する.
「デサントスポーツ科学」第3巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 飯倉洋治*1,正木卓朗*1,乾宏之*1,福井くみ子*1,木谷信行*2,金光武彦*3 |
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大学・機関名 | *1 国立小児病院,*2 国立大蔵病院,*3 クリニカル病院 |
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