「カロリーノート」を用いた児童の肥満改善の方策について
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.4 Vol.4】
総括
肥満改善の根本原理は,摂取熱量に対し,消費熱量が大きくなるように,いずれか一方あるいは両方について手段を講ずればよいことは周知のことであるが,その実際は,臨床的な場合か当人の意志に委ねられているかである.
一方,児童の肥満は,生活習慣の不活発さや不節制も一因であるといわれている.したがって,児童の肥満改善は,エネルギー収支をマイナスにする行為を,意欲をもたせてしつけとして生活化させることが重要であると考えられる.
そこで,本研究では,児童自身にエネルギー収支表「カロリーノート」に記録させることにより,生活の見直しと肥満改善の動機づけをさせることをねらいとして,摂取熱量と消費熱量を簡単に積算するための性・年齢別の「カロリーノート」を作成し,その作成手続について報告した.
なお,使用の実際については現在進行中である.
「デサントスポーツ科学」第25巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
肥満改善の根本原理は,摂取熱量に対し,消費熱量が大きくなるように,いずれか一方あるいは両方について手段を講ずればよいことは周知のことであるが,その実際は,臨床的な場合か当人の意志に委ねられているかである.
一方,児童の肥満は,生活習慣の不活発さや不節制も一因であるといわれている.したがって,児童の肥満改善は,エネルギー収支をマイナスにする行為を,意欲をもたせてしつけとして生活化させることが重要であると考えられる.
そこで,本研究では,児童自身にエネルギー収支表「カロリーノート」に記録させることにより,生活の見直しと肥満改善の動機づけをさせることをねらいとして,摂取熱量と消費熱量を簡単に積算するための性・年齢別の「カロリーノート」を作成し,その作成手続について報告した.
なお,使用の実際については現在進行中である.
「デサントスポーツ科学」第25巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 小原達朗 |
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大学・機関名 | 長崎大学 |
キーワード