中高年齢に達した双生児100組を用いた身体精神機能の老化現象に関する研究:特に運動活動の老化抑制効果について
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.4 Vol.4】
要旨
50歳以上のTwin cohort 100組(200名)を対象に,CMIに準じた調査表を用いて青少年期のスポーツ運動歴と老化症状との関係を調査した.老眼鏡の使用開始年齢差はMonozygoticで平均3.3年,Dizygoticで4.5年であった.青少年期にスポーツ運動量のより多い者程,中高年期においても日常生活で体をよく動かす傾向がp<0.05レベルの有意差をもって示された.また,青少年期にスポーツ量のより多い者では,そうでない者と比べて,中高年期において息切れ,貧血,睡眠障害,老眼などの自覚症状の訴症実測値が低くあらわれたが,有意差はみられなかった.
「デサントスポーツ科学」第8巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
50歳以上のTwin cohort 100組(200名)を対象に,CMIに準じた調査表を用いて青少年期のスポーツ運動歴と老化症状との関係を調査した.老眼鏡の使用開始年齢差はMonozygoticで平均3.3年,Dizygoticで4.5年であった.青少年期にスポーツ運動量のより多い者程,中高年期においても日常生活で体をよく動かす傾向がp<0.05レベルの有意差をもって示された.また,青少年期にスポーツ量のより多い者では,そうでない者と比べて,中高年期において息切れ,貧血,睡眠障害,老眼などの自覚症状の訴症実測値が低くあらわれたが,有意差はみられなかった.
「デサントスポーツ科学」第8巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 早川和夫, 由良晶子 |
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大学・機関名 | 近畿大学 |
キーワード