水泳における人体まわりの水流および水着の影響の実験的研究
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.5 Vol.5】
要旨
我が国の水泳競技記録向上のため,水泳の流体力学研究が望まれている。しかし,十分になされているとはいえない.実際の人体形状について,水流の状態番明らかにすることが必要であり,また,水着のデザイン・材質による記録向上の可能性も考えられる.
そこで,水泳の流体力学研究の第1歩として,今回は剛体等身大人体模型を用い,回流水槽において,一定姿勢時の水流の観察と各種水着用時も含む抵抗計測を行ない,人体形状のまわりの水流の状態と水着による抵抗の差異を調べた.
その結果,両腕を前方にのばした一定姿勢の曳航時における人体まわりの水流の状態と水着の抵抗に及ぼす影響が明らかにされ,改善の可能性が示された.
「デサントスポーツ科学」第5巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
我が国の水泳競技記録向上のため,水泳の流体力学研究が望まれている。しかし,十分になされているとはいえない.実際の人体形状について,水流の状態番明らかにすることが必要であり,また,水着のデザイン・材質による記録向上の可能性も考えられる.
そこで,水泳の流体力学研究の第1歩として,今回は剛体等身大人体模型を用い,回流水槽において,一定姿勢時の水流の観察と各種水着用時も含む抵抗計測を行ない,人体形状のまわりの水流の状態と水着による抵抗の差異を調べた.
その結果,両腕を前方にのばした一定姿勢の曳航時における人体まわりの水流の状態と水着の抵抗に及ぼす影響が明らかにされ,改善の可能性が示された.
「デサントスポーツ科学」第5巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 田古里哲夫, 荒川忠一, 増永公明, 岡本恒 |
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大学・機関名 | 東京大学 |
キーワード