健康人における心室性期外収縮
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.5 Vol.5】
要旨
心室性期外収縮の多発する健康人33例に24時間心電図記録,トレッドミル多段階運動負荷試験を行い,一部の例では短期間内に両検査を3日繰り返して実施した.24時間心電図における心室性期外収縮発生状況により昼型,夜型,一日型,不定型,に区別された.運動負荷により心室性期外収縮の増加する増加型,減少する減少型に分けられたが,著明な頻脈に達した時点では,多くの例で心室性期外収縮は消失した.負荷増加型は24時間心電図の昼型,負荷消失型は夜型に属するものが多かった.各パターンの再現性は良好であった.
「デサントスポーツ科学」第5巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
心室性期外収縮の多発する健康人33例に24時間心電図記録,トレッドミル多段階運動負荷試験を行い,一部の例では短期間内に両検査を3日繰り返して実施した.24時間心電図における心室性期外収縮発生状況により昼型,夜型,一日型,不定型,に区別された.運動負荷により心室性期外収縮の増加する増加型,減少する減少型に分けられたが,著明な頻脈に達した時点では,多くの例で心室性期外収縮は消失した.負荷増加型は24時間心電図の昼型,負荷消失型は夜型に属するものが多かった.各パターンの再現性は良好であった.
「デサントスポーツ科学」第5巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 川久保清, 大城雅也, 川原貴, 間島三郎 |
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大学・機関名 | 東京大学 |
キーワード