防寒手袋の保湿特性
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.6 Vol.6】
要旨
防寒手袋の形態と材質の違いが熱遮断力におよぼす影響について検討した.
対象として材質の異なるグラブ8種類とミトン4種類を用いた.-10.0℃および-20.0℃の寒気に30分間手を入れた手袋を曝露し,その間の指や手袋表面の温度を測定した.
結果は以下の通りである.
1.ミトン型はグラブ型よりも保温力が優れている.
2.-10.0℃ではミトン型,グラブ型という形態の違いが保温に影響するが,-20.0℃になると形態に加え材質が重要になってくる.
3. グラブの上から特製のオーバーミトンを着用することで,-10.0℃では最低温が7.6%,平均温が4.4%上昇し,保温力が高まることも確認した.
「デサントスポーツ科学」第6巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
防寒手袋の形態と材質の違いが熱遮断力におよぼす影響について検討した.
対象として材質の異なるグラブ8種類とミトン4種類を用いた.-10.0℃および-20.0℃の寒気に30分間手を入れた手袋を曝露し,その間の指や手袋表面の温度を測定した.
結果は以下の通りである.
1.ミトン型はグラブ型よりも保温力が優れている.
2.-10.0℃ではミトン型,グラブ型という形態の違いが保温に影響するが,-20.0℃になると形態に加え材質が重要になってくる.
3. グラブの上から特製のオーバーミトンを着用することで,-10.0℃では最低温が7.6%,平均温が4.4%上昇し,保温力が高まることも確認した.
「デサントスポーツ科学」第6巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 綿貫勝, 平川和文, 河辺章子, 神吉賢一 |
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大学・機関名 | 神戸大学 |
キーワード