心肺左受容体反射に及ぼす習慣的運動の影響
【大分類：7. デサントスポーツ科学 小分類：7.6 Vol.6】
要旨
習慣的運動によって心肺圧受容体反射機能が冗進するかどうかを検討した．心肺圧受容体反射の大きさは，下半身吸引（lower body negative pressure）時の前腕血管抵抗の上昇程度から判定した．1）習慣的運動群（n＝7）では非運動群（n＝27）に比して，また，2）同一対象例では，習慣的運動前に比して運動後に，LBNP時の前腕血管抵抗上昇が大であった（p＜0.05）．この成績は，習慣的運動により心肺圧受容体反射が冗進することを示唆する．
「デサントスポーツ科学」第6巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
習慣的運動によって心肺圧受容体反射機能が冗進するかどうかを検討した．心肺圧受容体反射の大きさは，下半身吸引（lower body negative pressure）時の前腕血管抵抗の上昇程度から判定した．1）習慣的運動群（n＝7）では非運動群（n＝27）に比して，また，2）同一対象例では，習慣的運動前に比して運動後に，LBNP時の前腕血管抵抗上昇が大であった（p＜0.05）．この成績は，習慣的運動により心肺圧受容体反射が冗進することを示唆する．
「デサントスポーツ科学」第6巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
| 研究者名 | 竹下彰*1, 神宮純江*2 |
|---|---|
| 大学・機関名 | *1 九州大学, *2 福岡市東保健所 |
キーワード