信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

PDF 小学生における体育活動が脳の活動水準に及ぼす影響について

【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.7 Vol.7

 要旨

 本研究は,小学生を対象として,種々の身体活動の前後における大脳活動水準の差違について検討することを目的とした.そのために,小学校6年男子25名,女子18名計43名を対象として,水泳,マット運動,サッカー,バスケットボールおよび修学旅行の就寝など,種々の身体活動の前後において,乱数記憶再現テストを実施し,その成績を比較検討した.その結果,小学生では学校における種々の身体活動の前後において大脳活動水準に有意な差違を認めなかったが,睡眠時間が著しく短い夜の起床直後では活動水準の低いことが示唆された.

「デサントスポーツ科学」第7巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 小川明美*1, 広瀬正義*2, 高橋基泰*3, 野崎忠信*4, 宮崎義憲*5
大学・機関名 *1 埼玉県狭山市立富士見小学校, *2 東京都中野区立大4中学校, *3 東京都大田区立大森第6中学校, *4 明星大学, *5 東京学芸大学

キーワード

小学生身体活動大脳活動水準