運動処方の新しいクライテリヤとしてのダブルプロダクト自動測定法の開発と応用
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.8 Vol.8】
まとめ
運動処方に用いる運動強度としては,安全上の見地からしても心臓の負担度という面からの配慮が重要である.そのような意味における運動強度の指標としてのダブルプロダクト(DP)について検討し,次の結果を得た.
(1)DPは心筋酸素摂取量と相関が高いことから,DPを心負担度の指標とすることは妥当なことである.
(2)運動時の収縮期血圧は心拍数の1次関数である.したがってDP(y)は心拍数(x)の2次関数であり,次式で表される.
y=ax²+bx
(3)上式のaおよびbは実験的に容易に求められる.これらをあらかじめ求めておけば,以後は心拍数を測定するだけでDPを求めることができる.
(4)DPを即時に測定するための小型装置の開発が可能である.
「デサントスポーツ科学」第8巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
運動処方に用いる運動強度としては,安全上の見地からしても心臓の負担度という面からの配慮が重要である.そのような意味における運動強度の指標としてのダブルプロダクト(DP)について検討し,次の結果を得た.
(1)DPは心筋酸素摂取量と相関が高いことから,DPを心負担度の指標とすることは妥当なことである.
(2)運動時の収縮期血圧は心拍数の1次関数である.したがってDP(y)は心拍数(x)の2次関数であり,次式で表される.
y=ax²+bx
(3)上式のaおよびbは実験的に容易に求められる.これらをあらかじめ求めておけば,以後は心拍数を測定するだけでDPを求めることができる.
(4)DPを即時に測定するための小型装置の開発が可能である.
「デサントスポーツ科学」第8巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 池上晴夫, 松田光生, 松本光弘 |
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大学・機関名 | 筑波大学 |
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