スポーツクラブ所属高校生におけるスポーツ筋症に関する研究
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.9 Vol.9】
要旨
スポーツの普及につれてスポーツの科学的,医学的な検討の必要性が増加している.スポーツクラブ高校生においては,これまで報告したように,“スポーツ筋症”ともいうべき血液の変化をきたすため,今回,スポーツエリート枝のクラブ所属男子生徒を対象にこの点を明らかにすべく検討した.その結果,前回の検討に比較し,高率に溶血状態の存在すること,筋肉関連酵素ならびにミオグロビンの著しい高値よりかなり強度の運動負荷状態にあることが示唆され,鉄欠乏状態の併存と合わせ,何らかの対策が必要であると考えられた.
「デサントスポーツ科学」第9巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
スポーツの普及につれてスポーツの科学的,医学的な検討の必要性が増加している.スポーツクラブ高校生においては,これまで報告したように,“スポーツ筋症”ともいうべき血液の変化をきたすため,今回,スポーツエリート枝のクラブ所属男子生徒を対象にこの点を明らかにすべく検討した.その結果,前回の検討に比較し,高率に溶血状態の存在すること,筋肉関連酵素ならびにミオグロビンの著しい高値よりかなり強度の運動負荷状態にあることが示唆され,鉄欠乏状態の併存と合わせ,何らかの対策が必要であると考えられた.
「デサントスポーツ科学」第9巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 桜田恵右, 大原行雄, 前吉俊, 田中淳司, 浜田結城, 宮崎保 |
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大学・機関名 | 北海道大学 |
キーワード