スポーツウェアが運動遂行能力に与える影響
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.11 Vol.11】
ハンドグリップ運動遂行能力が被服によって影響されるか否かを知るために,ポリエステル着用時とウール着用時について,32℃の一定の環境温で環境湿度を50%と70%r.h.の間で周期的に変化させて実験を行った.主要な結果をまとめると次の通りである.
1)ハンドグリップ運動中の運動回数は,ウール着用時に1336.8±242.0(平均±:標準誤差),ポリエステル着用時に1114.8±223.7であった.2)直腸温には2種の被服間で、一定の違いは認められなかった.
これらの結果はウールとポリエステルの水分率の違いが、被服とハンドグリップ運動の運動遂行能力との関係に何らかの大切な意味をもつことを示唆している.
「デサントスポーツ科学」第11巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
1)ハンドグリップ運動中の運動回数は,ウール着用時に1336.8±242.0(平均±:標準誤差),ポリエステル着用時に1114.8±223.7であった.2)直腸温には2種の被服間で、一定の違いは認められなかった.
これらの結果はウールとポリエステルの水分率の違いが、被服とハンドグリップ運動の運動遂行能力との関係に何らかの大切な意味をもつことを示唆している.
「デサントスポーツ科学」第11巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 緑川知子, 小山育子, 登倉尋実 |
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大学・機関名 | 奈良女子大学 |
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