濡れた肌着の重ね方法の相違が効果的な着干しと保温に及ぼす影響について
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.11 Vol.11】
着衣が濡れている場合を想定し,綿ジャージの肌着を基本として,綿,毛および合繊ジャージとのそれぞれの組み合わせによる,着干しと保温の効果について検討した.測定装置は試料面15cm角の試作ヒートボックスを使用し,コンピュータで試料面を36℃一定に保つようにコントロールした.実験は,綿の肌着のみが濡れており上着は乾燥している場合,および両方とも濡れている場合の2通りについて消費電力と水分の移動の測定を行った.本実験の結果は次の通りである.
(1)上着が乾燥している場合には,乾燥したものを肌に着込むこと,できれば合繊が望ましい.
(2)肌着,上着ともに濡れている場合には,綿素材以外のものを肌に着込むこと.毛が最良である.
「デサントスポーツ科学」第11巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
(1)上着が乾燥している場合には,乾燥したものを肌に着込むこと,できれば合繊が望ましい.
(2)肌着,上着ともに濡れている場合には,綿素材以外のものを肌に着込むこと.毛が最良である.
「デサントスポーツ科学」第11巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 中橋美智子*1, 村山雅己*2, 鄭如伶*1 |
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大学・機関名 | *1 東京学芸大学, *2 船舶礒装品研究所 |
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