スポーツ選手に対する心理的競技能力診断検査の開発
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.12 Vol.12】
スポーツ選手の「精神力」の内容を明らかにし,それを診断する方法を開発することを目的にした.
スポーツ選手に対して繰り返し調査を行った結果,5つの因子と12の下位尺度を抽出し,52の質問項目から構成される「スポーツ選手の心理的競技能力診断検査(Diagnostic Inventory of Psychological‐Competitive Ability for Athletes,略してDIPCA.1)を開発した.
また,競技中の心理状態をみるテストとして10項目から構成される調査票を作成し,performanceとしての心理状態をみる方法を開発した.
いずれの方法も精神力や実力発揮度の自己評価,競技成績などと有意な関係が認められ,その有効性が検証された.
これらの心理的競技能力の特性と状態をみる検査法は,今後,スポーツ選手の心理的特性の診断に活用して頂きたい.
「デサントスポーツ科学」第12巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
スポーツ選手に対して繰り返し調査を行った結果,5つの因子と12の下位尺度を抽出し,52の質問項目から構成される「スポーツ選手の心理的競技能力診断検査(Diagnostic Inventory of Psychological‐Competitive Ability for Athletes,略してDIPCA.1)を開発した.
また,競技中の心理状態をみるテストとして10項目から構成される調査票を作成し,performanceとしての心理状態をみる方法を開発した.
いずれの方法も精神力や実力発揮度の自己評価,競技成績などと有意な関係が認められ,その有効性が検証された.
これらの心理的競技能力の特性と状態をみる検査法は,今後,スポーツ選手の心理的特性の診断に活用して頂きたい.
「デサントスポーツ科学」第12巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 徳永幹雄, 金崎良三, 多々納秀雄, 橋本公雄, 高柳茂美 |
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大学・機関名 | 九州大学 |
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