精神薄弱養護学校における電子キャットを活用したゲームの指導と子どもの運動意欲の評価に対する研究
【大分類:7. デサントスポーツ科学 小分類:7.15 Vol.15】
精神薄弱養護学校では,体育の授業でサッカーゲームを行う際に,子どもによってはゴールすることの意味やゲームの面白さを十分理解できないため,導入に当たっては,子どもに合わせた指導の工夫が必要になる.本研究では,電子キットを活用し,サッカーゲームのゴールにシュートすると怪獣の鳴き声が出るようにすることで,子どもの興味や運動意欲を引き出すことを試みた.また,子どもの運動意欲を評価する適当な指標についてもあわせて検討を行った.
その結果,以下のことが明らかになった.
1)ゴールすると怪獣の鳴き声が出ることは,子どもによっては,興味や運動意欲を持たせるのに有効である.
2)初めに怪獣の鳴き声の助けをかりて,シュートができるようになった子どもも,後には怪獣の声がなくても積極的に取り組めるようになる.
3)シュート回数よりも取り組み時間の方が,子どもの運動意欲を表す指標としてより適切である.
「デサントスポーツ科学」第15巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
その結果,以下のことが明らかになった.
1)ゴールすると怪獣の鳴き声が出ることは,子どもによっては,興味や運動意欲を持たせるのに有効である.
2)初めに怪獣の鳴き声の助けをかりて,シュートができるようになった子どもも,後には怪獣の声がなくても積極的に取り組めるようになる.
3)シュート回数よりも取り組み時間の方が,子どもの運動意欲を表す指標としてより適切である.
「デサントスポーツ科学」第15巻/公益財団法人 石本記念 デサントスポーツ科学振興財団
研究者名 | 三沢博樹*1, 村田孝二*1, 鈴木二三恵*1, 豊田順之*1, 小幡尋恵*2 |
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大学・機関名 | *1 茨城県立北茨城用語学校, *2 北茨城市立中郷第二小学校 |
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