信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

スナール発生防止を目的とした絹強撚糸のカバーリング加工

【大分類:2. 繊維製造 中分類:2.2 繊維製造 小分類:2.2.3 糸加工

強撚糸を取り扱う際に問題となるスナールの発生防止策として、意匠撚糸機を用いた絹強撚糸への水溶性繊維のカバーリング加工を検討した。得られたカバーリング加工糸を用いて、ニット生地の編成試験を行った結果、スナールが発生することなく、編みキズのないニット生地を得ることができた。得られた生地を約90℃の熱水で10分間処理したところ、水溶性繊維が容易に溶解し、絹強撚糸100%のニット生地が作製できた。

アンケート調査(2014年)/信州大学繊維学部Fii
研究者名 吉井圭
大学・機関名 群馬県繊維工業試験場

キーワード

カバーリング撚糸編成強撚糸