信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

立体成形可能な熱可塑性炭素繊維生地の開発

【大分類:4. テクテキスタイル 小分類:4.2 自動車資材用

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 熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)は、比強度、比剛性に優れ、ハイサイクル、リサイクル等の観点から、自動車産業をはじめとした様々な産業用途で注目されています。しかしながら複雑な立体形状に成形する場合、通常、炭素繊維は織物組織であることが多いため、賦形性に乏しく、成形時しわができるといった問題がありました。本研究では、立体成形可能な連続繊維CFRTPセミプレグを開発することを目的に、炭素繊維を合成繊維(熱可塑性樹脂)で被覆し、これを使用してニット生地を作製する技術の確立を検討しました。

【主要参考文献】
林ら, 岐阜県産業技術センター研究報告8, pp.21-22, 2014

アンケート調査(2014年)/信州大学繊維学部Fii
研究者名 林浩司
大学・機関名 岐阜県産業技術センター

キーワード

炭素繊維コンポジット(複合体 複合材 複合材料)ドライ感保温性乾燥性