信州大学 繊維学部技術データベース

Research Seeds

皮膚組織再生のための薬剤徐放型シルクナノファイバーシートの開発

【大分類:4. テクテキスタイル 小分類:4.7 医療・ヘルスケア資材用

 皮膚組織の深層欠損を治療するためには、代替表皮層を作るだけではなく、壊死した厚い皮膚組織を再生しなければならない。しかしながら、深くえぐられた組織を再生するためには、細胞の足場となる材料で欠損空間を満たし、組織が再構築されるまでの間、湿潤状態で強度を維持し、かつ、組織再生に伴って消失する材料が必要となる。本研究では、これらの要件を満たす薬剤徐放型創傷被覆剤の開発を目的として、シルクナノファイバーの開発およびその機能制御技術の開発に取り組んだ。

アンケート調査(2014年)/信州大学繊維学部Fii
研究者名 寺田堂彦*1、金丸亮二*2、玉田靖*3
大学・機関名 *1 富山県工業技術センター中央研究所材料技術課、 *2 富山県工業技術センター生活工学研究所生産システム課、 *3 信州大学

キーワード

シルクナノファイバー(ナノ繊維) エレクトロスピニング(電界紡糸)